【患者】50代前半 男性 【主訴】左の首が痛くて動かし難い。 【既往歴】- 【現病歴】半年ほど前から、左頚部の痛みが発生し、左頸部に運動痛がある。 続きを読む 【現症】左頸部の安静時痛はないが、自動頸部関節可動域(以下、頸部ROM)は左屈曲約10°で左頸部に痛み発生。 【施術と結果】本症例は左頸部に痛みを訴えており、頸部ROMは左屈曲約10°にて痛みが発生することから、痛みの要因は同部位周辺の筋癒着であると考えた。次に同部位周辺を触察すると第4頚椎高位の左胸鎖乳突筋筋腹内縁と思われる部位に筋膜癒着を確認できた。よって同部位に緩消法を1分施術すると筋膜癒着の剥離が確認できた。その結果、頸部ROM左屈曲10°による痛みは消失したとの報告を受けた。更に腰部の筋緊張が頸部の筋緊張及び筋膜癒着の要因であると考えられるため、再発予防として腰部側面に緩消法を20分施術し、第4腰椎高位の部位が押圧深約2㎝から押圧深約4㎝になった時点で終了。 投稿ナビゲーション 3日前にギックリ腰(急激な腰痛)を発症し歩行困難になった状態の改善例半年前から続く右前脛部痺れの改善例