【患者】40代前半男性
【主訴】右腕の前側の付け根が痛い
【既往歴】―
【現病歴】約3週間前、右側臥位で寝た際に右前腋窩ヒダ周辺を寝違え、その後痛みが持続している。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代前半男性
【主訴】右腕の前側の付け根が痛い
【既往歴】―
【現病歴】約3週間前、右側臥位で寝た際に右前腋窩ヒダ周辺を寝違え、その後痛みが持続している。
続きを読む【施術と結果】本症例は、約3週間前の寝違えをきっかけに右前腋窩ヒダ周辺に痛みを訴えており、触察にて痛みを訴える部位の腫脹及び熱感が感じられないことから、筋緊張による血行不良が痛みの要因と考えた。
はじめに、左側臥位にて右前腋窩ヒダ周辺を触察すると約5cm大の筋硬結の様なしこりを確認した。緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した結果、右肩自動ROM外転約90°での右前腋窩ヒダ周辺の痛みが10から0(NRS改変)と消失し、外転約110°と大きくなった。改善が見られたことから、さらに同部位周辺の筋緊張部位に約10分施術し筋弛緩を確認した結果、筋硬結の様なしこりは約2cm大に減少し、右肩ROM外転約110°での右前腋窩ヒダ周辺の痛みが10から0(NRS改変)と消失し、外転約150°と大きくなった。
この時点で、別症状を訴えられた為、本症例への施術を終了した。