頭重感を伴う頚部背側の痛みに関する改善例

【現症】頚部背側に痛みがあり、頭重感あり。日常生活における頚部関節可動域に制限は確認出来なかった。
【施術と結果】本症例は頚部背側の痛みと、頭重感を訴えており、痛みの要因は頚部背側周辺の筋緊張による血行不良と考えた。　 初めに、最も痛みを訴える部位を触察したところ、第3頚椎棘突起から左右外方2横指周辺に筋緊張を確認し、緩消法を左右約1分ずつ施術し筋弛緩を確認した。結果、頚部背側の痛みが10から7（NRS改変）と小さくなり、頭重感が主観で約4割減少したと報告を受けた。
　 最も痛みを訴える部位が第2頚椎棘突起から左右外方2横指周辺に変わり、触察にて筋緊張を確認し、緩消法を左右約1分ずつ施術し筋弛緩を確認した。結果、頚部背側の痛みが10から2（NRS改変）と小さくなり、頭重感が主観で消失したと報告を受けた。
　 頭がすっきりして視界が明るくなったと喜びの報告を受けた。その後は腰部の筋弛緩が頚部周辺の血行不良を改善し、頚部痛の改善及び、再発防止に繋がるという考えを説明し、腰部の筋弛緩を行い施術を終了した。