【患者】50代前半 男性
【主訴】右の太ももとお尻が痛くて日常生活が困難。座ったり立ったりする動作がきつい。
【既往歴】ー
【現病歴】約4ヶ月程前から右大腿部外面と右臀部に痛みが発生し、日常生活が困難になる。
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【現症】2022年初頭から右大腿部外側と右臀部の痛みが増悪。特に座位から立位へ、逆の動作でも痛みが出現。安静時痛なし。しゃがむ姿勢を慎重に行なっている姿が見え、動作が遅い。
【施術と結果】本症例は、右臀部と右大腿部外側にかけて痛みがあることから、右臀部と右大腿部外側周辺の筋緊張による血行不良が要因の一つと考えた。
触察にて、右臀部と右大腿部外側周辺の筋緊張を確認し、立位にて腸骨綾側面の腰部に緩消法を約2分行ったところ、右大腿部外側周辺痛みが10から8(NRS改変)となった。改善がみられた為、引き続き同部位を約5分施術し、筋弛緩を確認した。結果、右大腿部外側周辺の痛みが10らか0(NRS改変)と軽減した。
まだ右臀部痛が残っているため、疼痛がある箇所を上った腸骨綾周辺を5分施術、痛みが10から5(NRS改変)となった。更に10分施術をし、右臀部痛10から3(NRS改変)となった。
歩く動作も滑らかになり、歩く動作が2倍早くなった。最後にあと2cm弛緩させれば、臀部痛が消えることを説明して終了。5月の学習会を紹介し、行く予定でいます。と喜んでおっしゃって帰られました。