腰椎手術後に継続する腰痛・体幹伸展制限に対して改善効果があった一例

【患者】70代後半、男性
【主訴】腰の手術をしたが腰の痛みが続いている。立ったときに腰が伸びない。
【既往歴】10年前、他県の病院で腰部脊柱管狭窄症に対して手術。8年前、同疾患に対して同病院にて再手術。
【現病歴】他県の病院にて腰の手術を2回受けている。1回目の手術で腰痛は減ったが継続しており、2
年後に増悪。また、両下肢痛も合併したため同病院にて再手術を受けた。2回目の手術後、腰痛と両下肢痛は減ったが、残存はしていた。年数が経つごとに、だんだん腰が伸びなくなってきた。また、最近は通常のリハビリで症状の変化がない、とのことで来院された。
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By jhocr