朝起きて急に痛くなった左股関節痛の改善例

【現症】左股関節に安静時痛はないが荷重痛があり、歩行が困難。左股関節可動域（以下、ROM）自動で屈曲約30°で痛みが発生。
【施術と結果】本症例は左股関節の痛みを訴えており、左股関節の痛みは左鼡径部の筋緊張が要因ではないかと考え、左鼡径部を触察したところ筋緊張を確認したため緩消法を約2分行い、筋弛緩を確認した。
　左股関節の荷重痛は10から5（NRS改変）となり、左股関節ROMは自動で屈曲約90°でも痛みは発生しなかった。常に腰部に痛みを感じるとの訴えもあり、左股関節痛の要因と考え、腰部側面を触察したところ、筋緊張が確認できたので腰部側面に緩消法を約10分行い、腰部側面の押圧深は約1.5㎝から約2.5㎝になった。左股関節の荷重痛は10から1となり、仕事に支障がなさそうだという事で施術を終了した。
　歩行も問題ないため2日後のゴルフもできそうだと安堵されていた。