【患者】40代前半 男性
【主訴】1年くらい前から、腰が痛くて体を伸ばせないし立ち上がるのも痛い。まともに歩けない。伸ばそうとするとギックリ腰のような強い痛みが出てしまう。
【現病歴】約1年前に誘因なく腰痛を発症し、近医整形外科や整体院に通院しているが、症状が残存している。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代前半 男性
【主訴】1年くらい前から、腰が痛くて体を伸ばせないし立ち上がるのも痛い。まともに歩けない。伸ばそうとするとギックリ腰のような強い痛みが出てしまう。
【現病歴】約1年前に誘因なく腰痛を発症し、近医整形外科や整体院に通院しているが、症状が残存している。
続きを読む【現症】立位胸腰部自動関節可動域(以下、ROM)伸展約-15°で腰部に痛みあり。
【施術と結果】本症例は、約1年前から特に誘因なく腰痛を発症しており、その要因は腰部の筋緊張と考えて触察したところ、第1腰椎から第5腰椎(以下、L1・L5)にかけて各棘突起から左右に約10cmの範囲に筋緊張が確認できた。
はじめに、もっとも強い痛みを訴えるL2棘突起から左右に7cmの筋緊張部位に約2分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、立位胸腰部ROM伸展約-15°における痛みは10から5(NRS改変)となった。引き続き、同部位周辺に約10分施術し筋弛緩を確認した。その結果、立位胸腰部ROM伸展約-15°における痛みは10から0(NRS改変)と消失し、立位胸腰部ROM伸展約0°まで体を起こせるようになった。
体がまっすぐになったと喜ばれていた。