腰部の牽引を受けて以来15年以上続く腰部左側痛が消失した一例

【現症】腰部左側に安静時痛有り。自身でも緩消法を行っており、施術前の腰部押圧深は約4cm。

【施術と結果】本症例は、誘因無く腰部に痛みが発生し、腰部の牽引を受けて痛みが増悪してから15年以上経過しており、目視と触察により腫脹や熱感が確認できないことから、腰部左側の筋緊張が要因と考えた。

　先ず、腰部の最も痛みを感じる部位を示指で示してもらったところ、第2腰椎から第4腰椎高位にかけての腰部左側を示した為、触察により筋緊張を確認し、緩消法を約10分施術し筋弛緩を確認。結果、腰部左側の痛みは10から5（NRS改変）と小さくなった。改善が見られた為、続けて同部位周辺に緩消法を約20分施術し筋弛緩を確認。結果、腰部左側の痛みは10から0（NRS改変）と消失した。

　自分で緩消法をしてもなかなか消えなかった痛みが消えて感動したと笑顔でお帰りいただいた。