【患者】 50代、女性
【既往歴】 ―
【主訴】 30年以上前からデスクワーク中に右の肩が肩こりになる。
【現病歴】 30年以上前からデスクワーク中に右肩こりになり、ひどいときは湿布を貼らないと耐えられない。マッサージに通ったが改善がなく、できるだけ薬を使いたくないと知人に話したところ、当院を紹介された。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】 50代、女性
【既往歴】 ―
【主訴】 30年以上前からデスクワーク中に右の肩が肩こりになる。
【現病歴】 30年以上前からデスクワーク中に右肩こりになり、ひどいときは湿布を貼らないと耐えられない。マッサージに通ったが改善がなく、できるだけ薬を使いたくないと知人に話したところ、当院を紹介された。
続きを読む【現症】 来院当時は安静時痛あり。日常生活上の可動域制限は確認できなかった。
【施術と結果】 本症例は、30年以上お悩みの右肩の肩こりであるが、目視と触察にて腫脹や熱感が確認できなかったため、痛みを訴える右僧帽筋上部線維周辺の筋緊張が痛みの一つの要因であると考えた。
まず、痛みを訴える右僧帽筋上部線維周辺を触察し、筋緊張が確認できたため、緩消法にて約2分弛緩したところ、痛みが10から6(NRS改変)となった。
痛みに変化が確認できたため、引き続き同部位を緩消法にて約2分弛緩したところ、痛みが10から0(NRS改変)となった。
痛みは消失したが、右僧帽筋上部線維周辺の筋緊張は腰部側面の筋緊張により引き起こされると考えたため、腰部側面の施術に移った。腰部側面を触察し筋緊張が確認できたため、緩消法にて約15分弛緩し終了した。
「体全体がスッキリしました。ありがとうございました。」とお喜びの声を頂いた。