【患者】20代後半、女性
【主訴】医療事務の仕事を始めた1年前から肩の痛みがでてきた。
【既往歴】ー
【現病歴】約1年前から、特に誘因なく肩の痛みが出現する。約1ヶ月前から症状が増悪していたため、知人の紹介により当院へ来院。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】20代後半、女性
【主訴】医療事務の仕事を始めた1年前から肩の痛みがでてきた。
【既往歴】ー
【現病歴】約1年前から、特に誘因なく肩の痛みが出現する。約1ヶ月前から症状が増悪していたため、知人の紹介により当院へ来院。
続きを読む【現症】右僧帽筋上部線維周辺に痛みを発症。肩及び頚部周辺の関節可動域制限は確認出来ない。
【施術と結果】本症例は、約1ヶ月前から肩の痛みが増悪する。目視及び触察により、熱感や腫張が確認できないことから、肩周辺の筋緊張による血行不良が肩の痛みの要因であろうと考えた。
はじめに、最も痛みを感じる部位を示指で示してもらったところ、右僧帽筋上部線維周辺を示した為、痛みを感じる部位周辺を触察したところ、筋緊張を確認した。同部位周辺に、緩消法を約1分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、肩の痛みが10から7(NRS改変)と小さくなった。変化が確認できたため、同部位周辺に緩消法を約2分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、肩の痛みが10から0(NRS改変)と消失した。
「肩が痛くない。錘が取れたような感じで肩が軽い!」と短時間の施術の結果に驚いた様子で笑顔で帰路につかれた。