2ヶ月前からしゃがみ動作時に出現する右膝関節痛の改善例

【現症】しゃがみ動作時に右膝関節の痛みが出現ししゃがみきれないが、歩行時痛はなし。

【施術と結果】本症例は、しゃがみ動作時に右膝関節の痛みを訴えており、触察・目視にて熱感、腫脹が確認出来ない事から、痛みを訴えている部位周辺の筋緊張が痛みの要因と考えた。

　初めに、痛みを訴える右膝関節周辺を触察したところ右膝蓋骨上部周辺に筋緊張を確認し、緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した。結果、しゃがみ動作時の右膝関節の痛みが10から8（NRS改変）と小さくなった。 改善が見られた為、引き続き同部位周辺に緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した。結果、しゃがみ動作時の右膝関節の痛みが10から7（NRS改変）と小さくなった。

　次に、右膝蓋骨上部周辺の筋緊張は腰部の筋緊張が要因と考え、触察にて腰部側面の筋緊張を確認し、緩消法を約20分施術し筋弛緩を確認した。結果、しゃがみ動作時の右膝関節の痛みが10から3（NRS改変）と小さくなり、しゃがみきる事ができた。

　しゃがみ動作を行いながら「しっかりしゃがめてる。」と、笑顔で喜びの報告を受けた。