【患者】50代後半 男性
【主訴】左肩が痛くて腕があがらない。
【既往歴】ー
【現病歴】約2ヶ月前のゴルフラウンド中左肩関節周辺に痛みが発生し、約1ヶ月前のゴルフラウンド後から痛みが増悪している。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代後半 男性
【主訴】左肩が痛くて腕があがらない。
【既往歴】ー
【現病歴】約2ヶ月前のゴルフラウンド中左肩関節周辺に痛みが発生し、約1ヶ月前のゴルフラウンド後から痛みが増悪している。
続きを読む【現症】安静時痛があり、左肩関節可動域(以下、ROM)は自動で屈曲約40°・外転約30°で左肩関節周辺の痛みが増悪する。
【施術と結果】本症例は、左肩関節屈曲・外転動作時に左肩関節周辺に痛みを訴えており、左肩関節屈曲・外転動作時痛がある事から、痛みの要因は左大円筋周辺と左大胸筋周辺の筋緊張と考えた。
初めに、触察にて左大円筋停止部周辺に筋緊張を確認し、緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した。結果、左肩関節周辺の安静時痛が10から8(NRS改変)と小さくなった。改善が見られた為、引き続き同部位周辺に緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した。結果、左肩関節周辺の安静時痛が10から6(NRS改変)と小さくなり、左肩ROMが自動で屈曲約100°・外転約60°と大きくなった。
次に、左大胸筋周辺を触察したところ、左鎖骨中央から下方約6cm周辺に筋緊張を確認し、緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した。結果、左肩関節周辺の安静時痛が10から3(NRS改変)と小さくなった。改善が見られた為、引き続き同部位周辺に緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した。結果、左肩関節周辺の安静時痛が10から2(NRS改変)と小さくなり、左肩ROMが自動で屈曲約170°・外転約150°と大きくなった。
「正直 、短時間でこんなに改善すると思ってなかったのに凄い。」と笑顔で喜びの報告を受けた。