【患者】30代前半 女性
【主訴】腰の左が歩くと痛い。
【既往歴】ー
【現病歴】約1ヶ月前の妊娠9ヶ月目から歩行時に腰部左側に痛みが発生し、痛みが増悪している。知人に相談したところ、当院を紹介され来院された。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】30代前半 女性
【主訴】腰の左が歩くと痛い。
【既往歴】ー
【現病歴】約1ヶ月前の妊娠9ヶ月目から歩行時に腰部左側に痛みが発生し、痛みが増悪している。知人に相談したところ、当院を紹介され来院された。
続きを読む【現症】腰部左側に歩行時の初期接地から遊脚終期に痛み(以下、歩行時痛)が出現する。
【施術と結果】本症例は、腰部に痛みを訴えており、目視・触察にて腫脹や熱感が確認出来ない事から、 痛みの要因は痛みを訴えている部位周辺の筋緊張と考えた。
初めに、第3腰椎(以下、L3)棘突起から左外方4横指周辺に痛みを訴えている為、触察にて筋緊張を確認し、緩消法を約3分施術し筋弛緩を確認した。結果、腰部左側の歩行時痛が10から6(NRS改変)と小さくなった。改善が見られた為、引き続き同部位周辺に緩消法を約5分施術し筋弛緩を確認した。結果、腰部左側の歩行時痛が10から1(NRS改変)と小さくなった。
ここで別部位の施術を希望され、本症例の施術を終了した。院内を歩行しながら「腰が軽い、殆ど痛みがない。」と驚きながら笑顔で喜びの報告を受けた。