【患者】30代前半、女性
【既往歴】-
【現病歴】半年以上前から、左上腕部に衣服が触れるだけでヒリヒリする、異常感覚がある。たまに症状は消失するものの、再発を繰り返していた。明確な原因がわからず、特に加療は受けていないがとても不快なため、相談を受けた。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】30代前半、女性
【既往歴】-
【現病歴】半年以上前から、左上腕部に衣服が触れるだけでヒリヒリする、異常感覚がある。たまに症状は消失するものの、再発を繰り返していた。明確な原因がわからず、特に加療は受けていないがとても不快なため、相談を受けた。
続きを読む【現症】安静時、衣服の接触がなくとも異常感覚はあり、衣服の接触によりヒリヒリとした痛みを感じる。
【施術と結果】本症例は、消長を繰り返す異常感覚を訴えているが、外傷や皮膚疾患が確認できなかったため、症状のある部位の周辺に筋緊張が発生し、血行不良が起きていることが異常感覚の一つの要因ではないかと推察した。
まず、異常感覚を訴える部位の近位である肘窩周辺を触察し、筋緊張が確認できたため、緩消法にて約30秒弛緩したところ、異常感覚の範囲が主観にて半減したと報告を受けた。
症状に変化が確認できたため、引き続き同部位を緩消法にて約30秒弛緩したところ、異常感覚が主観にて消失したと報告を受けた。
ご本人の希望にて短時間の施術となったが、「なぜだかわからないと言われていたのに、なぜこんなにすぐに症状がなくなるんですか?」と驚いた様子であった。