3年前から続く母趾球のシビレが１回の施術で改善した例

【現症】右母趾球の周辺にシビレを感じる。

【施術と結果】本症例は約３年前から続く誘因なく発症した慢性的な母趾球のシビレを訴えているが、シビレの要因は筋緊張による血行不良が痛みの要因と考えた。

　シビレが母趾球と限局した範囲だったため先ず足底を触察してみたところ、踵から足底中央にかけて筋緊張を確認した。同部位に緩消法にて約2分施術したところ、シビレは主観で2割減となった。効果があったことから同部位に対して更に約５分施術したところシビレは主観で消失した。

　母趾球のシビレは腰部の筋緊張が原因だと説明し残り時間は、腰部の筋弛緩を行う事にした。腰部を触察したところ腰部側面の押圧深は左右ともに約2.0㎝であったが、約30分施術し筋弛緩を確認した結果、腰部側面の押圧深は左右とも約3.5cmとなり本日の施術を終了した。

　「地面に足がついてる感覚があります。シビレがありません」と嬉しそうにご報告いただいた。