【現症】胸腰部関節可動域(以下、ROM)が自動で屈曲約20°で腰部左側に痛みが出現する。
【施術と結果】本症例は腰部左側に痛みを訴えており、目視及び触察に腫脹や熱感が確認できない事から痛みの要因は痛みを訴えている部位周辺の筋緊張であると考えた。
はじめに最も痛みを訴える部位を触察したところ、第3腰椎棘突起から左外方約6cmの周辺に筋緊張を確認し、緩消法にて約3分施術し筋弛緩を確認した。結果、胸腰部ROMが自動で屈曲約20°での腰部左側の痛みが10から0(NRS改変)と消失し、胸腰部屈曲約30°で腰部左側に痛みが出現した。
次に痛みを訴える部位が第4腰椎棘突起から左外方約4cm周辺に変わり、触察にて筋緊張を確認した。緩消法にて約3分施術し筋弛緩を確認した。結果、胸腰部ROMが自動で屈曲約30°での腰部左側の痛みが10から0(NRS改変)と消失した。