患者】30代前半 女性
【主訴】ベビーシッターを始めてから左肩が痛い。
【既往歴】-
【現病歴】約12年前から肩こりが出現し、増悪時はマッサージや接骨院へ通院したが1ヶ月前から頚部左側屈時による肩の痛みも発症したため、知人の紹介により当院へ来院。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
患者】30代前半 女性
【主訴】ベビーシッターを始めてから左肩が痛い。
【既往歴】-
【現病歴】約12年前から肩こりが出現し、増悪時はマッサージや接骨院へ通院したが1ヶ月前から頚部左側屈時による肩の痛みも発症したため、知人の紹介により当院へ来院。
続きを読む【施術と結果】本症例は、肩こりを訴えており、触察により同部位周辺の腫脹や熱感が確認できないことから、肩こりの要因は肩周辺の筋緊張による血行不良であろうと考えた。
まず、最も痛みを感じる部位を指さしていただくと左僧帽筋中部線維周辺を示した為、触察により筋緊張を確認した。同部位周辺に緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した。その結果、頚部左側屈時による左肩周辺の痛みが10から4(NRS改変)と小さくなった。 変化が確認できた為、同部位周辺の筋緊張部位に緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認した。その結果、頚部左側屈時による左肩周辺の痛みが10から0(NRS改変)と消失した。
次に、頚部周辺の筋緊張を引き起こす原因として、腰部筋群の筋緊張が原因であると伝え、再発抑制を目的として腰部側面の筋緊張部位に緩消法を約25分施術し筋弛緩を確認し施術を終了した。
短時間で肩こりが消失した事に大変喜ばれ、笑顔で帰路につかれた。