【患者】50代後半 女性
【主訴】鼻が詰まっていて味がわからない。マスクで息苦しいし、口で呼吸をするから口が乾燥して咳が出やすい。
【既往歴】気管支喘息(約15年前〜)
【現病歴】約20年前から鼻閉が発症。その後症状が増悪し、近医耳鼻科で抗アレルギー剤を処方されており服用している。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代後半 女性
【主訴】鼻が詰まっていて味がわからない。マスクで息苦しいし、口で呼吸をするから口が乾燥して咳が出やすい。
【既往歴】気管支喘息(約15年前〜)
【現病歴】約20年前から鼻閉が発症。その後症状が増悪し、近医耳鼻科で抗アレルギー剤を処方されており服用している。
続きを読む【施術と結果】本症例は左右鼻閉の症状を訴えており、要因として頚部の筋緊張による外頚動脈圧迫による鼻への血行不良であろうと考えた。
まず、両外頚動脈周辺を触察すると両側下顎骨下縁周辺に筋緊張を確認した。両側同部位周辺に緩消法を約12秒ずつ施術し、筋弛緩を確認した。その結果、左右共に鼻閉の症状は主観で消失したとの報告を受けた。
次に、外頚動脈周辺部の筋緊張を引き起こす原因として、腰部筋群の筋緊張が原因であると伝え、再発抑制を目的として腰部側面の筋緊張部位に緩消法を約25分施術し筋弛緩を確認し施術を終了した。
「薬を飲んでも効かなかった鼻詰まりが嘘みたいに消えた。鼻がすーっと通る。」と、その場でお茶を飲まれて「お茶の味がわかる!こんなの20年ぶりで凄く嬉しい!」と、とても驚いた様子で笑顔で帰路につかれた。