【患者】40代後半、女性
【主訴】何をしても肩こりが改善しなくて辛い。
【既往歴】ー
【現病歴】高校生の頃から肩こりの症状が出始め、大学生の頃には症状が慢性化した。週に1回は頭痛も起こるほど症状が悪化することがある。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代後半、女性
【主訴】何をしても肩こりが改善しなくて辛い。
【既往歴】ー
【現病歴】高校生の頃から肩こりの症状が出始め、大学生の頃には症状が慢性化した。週に1回は頭痛も起こるほど症状が悪化することがある。
続きを読む【施術と結果】本症例は高校生の頃からの慢性的な肩こりであり、頭痛も伴うと訴えている。目視と触察にて腫脹や熱感は確認できなかったため、僧帽筋上部線維周辺の筋緊張による血行不良が要因の一つであると考えた。
まず、痛みを訴える僧帽筋上部線維周辺を触察したところ、筋緊張が確認できたため、緩消法にて約1分弛緩したところ、痛みが10から6(NRS改変)となった。
痛みに変化が確認できたため、引き続き同部位を緩消法にて約2分弛緩したところ、痛みが10から0(NRS改変)と消失した。
僧帽筋上部線維周辺の筋緊張は腰部側面の筋緊張により誘発されると考え、残りの20分は再発防止のため、腰部側面へと施術を移行した。
「肩も首もとてもすっきりした。自分でやり方を覚えます。」と笑顔で帰路につかれた。