【患者】40代後半 男性
【主訴】左の膝裏が歩くと痛い。しゃがむ時も痛い。
【既往歴】ー
【現病歴】約2週間前の除雪作業中に左膝窩部に痛みが発生。翌日には痛みが発生時の約7割にまで減少したが、その後変化がない。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代後半 男性
【主訴】左の膝裏が歩くと痛い。しゃがむ時も痛い。
【既往歴】ー
【現病歴】約2週間前の除雪作業中に左膝窩部に痛みが発生。翌日には痛みが発生時の約7割にまで減少したが、その後変化がない。
続きを読む【施術と結果】本症例は、歩行時としゃがみ動作時に左膝窩部に痛みを訴えており、目視・触察にて腫脹や熱感が確認出来ない事から、 痛みの要因は痛みを訴えている部位周辺の筋緊張と考えた。
初めに、痛みを訴える左膝窩部を触察したところ、左膝窩部中央上部周辺に筋緊張を確認し、緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認した。結果、歩行時の立脚中期から遊脚初期に左膝窩部の痛みが10から7(NRS改変)と小さくなり、しゃがみ動作時の左膝窩部の痛みが10から9(NRS改変)と小さくなった。改善が見られた為、引き続き同部位周辺に緩消法を約5分施術し筋弛緩を確認した。結果、歩行時の立脚中期から遊脚初期に左膝窩部の痛みが10から1(NRS改変)と小さくなり、しゃがみ動作時の左膝窩部の痛みが10から2(NRS改変)と小さくなった。
ここで別部位の施術を希望され、本症例の施術を終了した。院内で歩行したり、しゃがみ動作を行い、「こんなに痛みが減るならもっと早く施術してもらいに来れば良かった。」と喜びの報告を受けた。