【患者】50代後半 男性
【主訴】動いた時や座っていたり、歩き続けると腰痛が酷くなる。
【既往歴】腰椎椎間板ヘルニア
【現病歴】約3ヶ月前に野球の練習中に腰痛が発生した。近医整形外科で腰椎椎間板ヘルニアと診断を受けてブロック注射2回行う。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代後半 男性
【主訴】動いた時や座っていたり、歩き続けると腰痛が酷くなる。
【既往歴】腰椎椎間板ヘルニア
【現病歴】約3ヶ月前に野球の練習中に腰痛が発生した。近医整形外科で腰椎椎間板ヘルニアと診断を受けてブロック注射2回行う。
続きを読む【施術と結果】本症例は、近医整形外科で腰椎椎間板ヘルニアと診断された腰痛を訴えており、目視・触察にて腫脹や熱感が確認出来ない事から、痛みの要因は痛みを訴えている部位周辺の筋緊張と考えた。
先ず、胸腰部伸展において発現する疼痛部位である第4腰椎正中から右外方約10㎝周辺を触察したところ、明らかな筋緊張があり約10㎜大のしこりを触知した。同部位に約2分施術し筋弛緩を確認した結果、胸腰部ROMは自動で伸展約20°と大きくなり、の痛みは10から5(NRS改変)と小さくなった。まだ、しこりは残存しているため引き続き約15分施術したところしこりは消失し筋弛緩を確認した結果、胸腰部ROMは自動で伸展約30°と大きくなり、痛みは10から0(NRS改変)と消失した。
次に、再発防止を目的として、残り時間は腰部側面に緩消法を約20分施術した結果、腰部側面の押圧深は約2cmから約3cmとなり筋弛緩を確認することが出来た。
「痛みなく歩ける事が本当に幸せです」と笑顔で帰路に着かれた。