【患者】60代前半 男性
【主訴】体重をかけたり、手首を曲げると痛い。
【既往歴】ー
【現病歴】半年前から誘因なく徐々に痛みが発生。週末はテニスクラブに通っているが手首の痛みで思う様にプレーが出来なくなった。プレー中にテーピングをしていたところ友人から心配されて、当院での治療を勧められた。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】60代前半 男性
【主訴】体重をかけたり、手首を曲げると痛い。
【既往歴】ー
【現病歴】半年前から誘因なく徐々に痛みが発生。週末はテニスクラブに通っているが手首の痛みで思う様にプレーが出来なくなった。プレー中にテーピングをしていたところ友人から心配されて、当院での治療を勧められた。
続きを読む【施術と結果】本症例は、約半年前からの右手関節痛を訴えているが急性の外傷ではないことから、痛みの要因は右前腕伸筋群の筋緊張と推察した。
触察にて右手関節から右前腕背側中央部までの範囲に筋緊張を確認し、緩消法にて約２分施術を行い筋弛緩を確認した結果、右手関節ROMは自動で屈曲約80°と大きくなり、荷重時の痛みは10から8（NRS改変）と小さくなった。効果が認められたため更に同部位に対し約10分施術した結果、右手関節ROMは自動で屈曲約90°となり、荷重時の痛みは10から５（NRS改変）と小さくなった。
次に、手関節背側の荷重痛の要因は疼痛部位の筋緊張が要因だと推察し触察したところ筋緊張を確認し筋弛緩が確認できるまで約5分施術した結果、痛みは10から1（NRS改変）と小さくなった。
「これで好きなテニスが思い切りできそうだ」と喜んでいただけた。
