【患者】60代後半 女性
【主訴】歩くと右脚の外側が痛くなる。
【既往歴】約10年前子宮摘出術後
【現病歴】約2年前のトレーニング後に右下腿外側痛を発症し、消長を繰り返している。
続きを読む
【現症】右下腿外側に荷重痛あり。
【施術と結果】本症例は、約2年前から右下腿外側の荷重痛を訴えており、その要因は右下腿外側の筋緊張と考えて患部周辺を触察したところ、右下腿外側中央1/3周辺に筋緊張が確認された。
はじめに、最も強い痛みを訴える右下腿外側側面中央1/3周辺に約2分施術し筋弛緩を確認した。その結果、右下腿外側の荷重痛は10から5(NRS改変)となった。ここで、最も強く荷重痛を訴える部位が右下腿中央1/3の正中から約3cm外側周辺となったため、同部位周辺に約3分施術し筋弛緩を確認した。その結果、右下腿外側の荷重痛は10から3(NRS改変)となった。引き続き、同部位周辺に約5分施術し筋弛緩を確認した。その結果、右下腿外側の荷重痛は10から0(NRS改変)となり消失した。
痛くないし動きやすくなった感じがすると喜ばれていた。