呼吸が浅く疲れの回復が遅い症状に対する改善例

【現症】疲れやすく回復が遅く、呼吸が浅いと訴える。
【施術と結果】本症例は呼吸が浅い理由として、腹部や腰部側面の筋緊張により、前面の肋骨が下方に下垂している。その要因の１つとして腰部筋群の筋緊張であると考え、深呼吸が可能となれば疲労の回復につながると考えた。
　先ず腰部側面の筋緊張に対し緩消法を約5分行い筋弛緩を確認した。主観で呼吸が約1割ほど楽であるとご報告いただいた。腰部側面の体表より押圧深は施術開始前の約0.5cmから約1cmに弛緩した。
　効果があった為、続けて腰部側面とやや前方の筋緊張に対し緩消法を約15分行い筋弛緩を確認した。腰部側面の体表より押圧深は約3cmに弛緩した。主観で呼吸が約8割ほど楽になった為驚かれた。
　その日の施術を終了し、腰の筋肉を軟らかくするようお話をした。
　後日、呼吸が楽になり疲れの回復が良くなったとご報告いただいた。