庭木の手入れ時に発症した腰部痛の改善例

【現症】可動域制限は確認できなかった。胸腰部屈曲、伸展動作で腰部右側の痛みが増大する。動く速度は主観により通常の約3倍の時間を要する。
【施術と結果】本症例の腰部右側の痛みは触察にて熱感や腫脹がないことから、腰部右側の筋緊張による血行不良が痛みの要因のひとつと考え触察すると、第2、第3、腰椎右側の脊柱起立筋と思われる周辺部に筋緊張を確認した。腰部右側の脊柱起立筋の筋緊張は腰部側面の筋の緊張が脊柱起立筋の筋緊張の要因であると考え腰部側面の筋に緩消法を約5分行い筋弛緩を確認した。
　 結果、胸腰部屈曲、伸展時の痛みは10から8（NRS改変）と小さくなった。胸腰部屈曲、伸展動作は主観により通常の約2,5倍の速度となった。変化を確認した為更に腰部側面より緩消法を約25分行い筋弛緩を確認した。
　 胸腰部屈曲、伸展時の痛みは10から0（NRS改変）と消失し、胸腰部屈曲、伸展動作は主観により通常の速さになった。痛みが消え、ありがたいと喜んで頂けた。