【患者】20代後半 男性 【主訴】左指をつき指して曲げると痛い。 【既往歴】- 【現病歴】2日前にフットサルの試合中にボールをキャッチする際に左環指を受傷。 続きを読む 【現症】左環指近位指節間関節(以下、PIP関節)屈曲で痛みが出現し、指尖と近位手掌皮線の距離は約3cmで関節可動域(以下、ROM)制限を確認。左手の掌握運動が困難との事。 【施術内容・結果】本症例は、2日前のフットサルのプレー中に左環指を突き指し、左環指PIP関節屈曲で痛みを訴えておりROM制限が確認できた。左環指PIP関節の痛みとROM制限の要因として、左環指への衝撃により左環指中手指節関節(以下、MP関節)の左浅指屈筋腱が肥大したと考えた。 初めに、目視により、左環指PIP関節の変形が無い事を確認し、左環指MP関節の左浅指屈筋腱肥大部末端に緩消法を約2分施術し腱肥大部の縮小を確認した。結果、左環指PIP関節屈曲時の痛みが10から0(NRS改変)になり、ROM制限が確認出来なくなった。 腰痛の施術で来院したのに突き指の痛みが短時間で無くなった事を喜んで頂けた。 投稿ナビゲーション 長時間のパソコン作業が誘因と訴える右肩関節痛の改善例5日前より増悪した腰部痛に関する改善効果