約３ヶ月続く右肩関節前面の痛みが約2分で消失した例

【現症】上腕二頭筋長頭腱炎の診断がある為、右前腕回外にて荷物を持つと右上腕骨結節間溝周辺部に疼痛発生する。スピードテスト（＋）、エルボーフレクションテスト（＋）
【施術と結果】本症例は右上腕二頭筋の筋緊張が痛みの要因の1つであり、痛みが改善しない原因として腰の筋緊張による上肢への血行不良であると考えた。
　 まず、右上腕遠位屈側外側の上腕二頭筋停止部周辺部の筋緊張に対して、緩消法を約15秒行い筋弛緩を確認した。痛みが10から7（NRS改変）に小さくなった。効果があった為、続けて約1分緩消法を行い筋弛緩を確認した。痛みが10から0（NRS改変）に消失した。スピードテスト（ー）、エルボーフレクションテスト（ー）となり短時間で痛みがなくなったことに驚かれた。
　 施術時間は約2分であった。再発しない様に腰の筋肉を軟かくする説明をし、腰の側面の緊張した筋肉に緩消法を約15分行い筋弛緩を確認した。体が非常に軽くなったとご報告いただいた。