2ヶ月前からの口渇感と頚部つっぱり感の改善例 患者】70代前半 女性 【主訴】約2ヶ月前から口の中が渇く。 【既往歴】白内障手術(1年前) 【現病歴】約2ヶ月前から頚部前面と両側面のつっぱり感が発現し、口渇感が増大した。 続きを読む 【現症】頚部前面から両側面の筋緊張が強く、頚部関節可動域(以下、ROM)は自動で伸展約30°頚部左回旋約40°右回旋約30° 【施術と結果】本症例は口渇感と頚部前面と両側面のつっぱり感を訴えており、頚部前面と両側面の筋緊張が要因であると考えた。 頚部前面を触察し、両広頚筋周辺に筋緊張を確認。左右約1分ずつ緩消法を行い、筋弛緩を確認した。結果、左右回旋約45°となり主観で口渇感が約5割減少したと報告を受けた。 ここで両広頚筋周辺の筋は比較的弛緩した為、頚部両側面を触察し、胸鎖乳突筋周辺に筋緊張を確認。左右約2分ずつ施術を行い、筋弛緩を確認した。結果、頚部ROMは自動で伸展約40°左右回旋約50°となり、主観で口渇感が8割減少したと報告を受けた。