2週間前から増悪してきた下腹部引張感の改善例

【現症】常に下腹部に引張感がある。引張感が増悪するような動作は確認出来なかった。
【施術と結果】本症例は、下腹部に引張感を訴えており、引張感の要因は引張感を訴えている部位周辺の筋緊張と考え、触察にて臍部周辺の腹直筋と思われる部位に筋緊張を確認し、緩消法を約5分施術し筋弛緩を確認した。結果、下腹部の引張感が主観で約2割減少したと報告を受けた。改善が見られたため、引き続き同部位周辺に緩消法を約10分施術し筋弛緩を確認した。結果、下腹部の引張感が主観で約5割減少したと報告を受けた。
　同施術部位で改善が見られていたが、臍部周辺の腹直筋と思われる部位の筋緊張は腰部側面の筋緊張が要因と考え、触察にて腰部側面の筋緊張を確認し、緩消法を約15分施術し筋弛緩を確認した。結果、下腹部の引張感が主観で約7割減少したと報告を受けた。
　約1ヶ月後に、来院された際に下腹部の引張感が主観で約7割減少したままで、夕食後に約30分側臥位で休憩しないと家事が出来ないという事はおきていないと、喜びの報告を受けた。