左顎関節の疼痛および下顎角周辺の灼熱感の改善例

【現症】左顎関節周辺の持続的な慢性疼痛および左下顎角周辺の灼熱感あり。開口制限や咀嚼時の痛みは認められない。
【施術と結果】本症例は顎関節周辺の慢性疼痛及び下顎角周辺の灼熱感を訴えており、それらの要因は左下顎角下縁周辺の筋緊張による血行不良だと推察し触察したところ筋緊張を確認した。
　同部位に約2分間緩消法にて施術し筋弛緩を確認した結果、痛みは１０から５（NRS改変）となり、灼熱感は主観で消失した。次に頚部左側面の筋緊張が頚動脈を圧迫し血行不良を起こしてる事が要因だと考え、触察したところ頚動脈と思われる動脈拍動部周辺に筋緊張を確認し緩消法にて2分施術した結果、痛みは１０から０（NRS改変）となった。
　「数年間苦しんだ痛みから解放された」と感謝のお言葉をいただいた。