1ヶ月前から3分程の歩行で痛みが増大する右大腿部痛の改善例

【現症】右大腿部外側に大転子から遠位約２０㎝の範囲に安静時痛あり。歩行時に右大腿部から右膝関節付近まで痛みが増大する。
【施術と結果】本症例は右大腿部の痛みを訴えており、痛みを訴える右大腿部を衣服の上から触察すると熱感が無いことから、痛みの要因は右大腿部の筋緊張による血行不良であると考えた。
　右鼡径部を触察し、右鼡径部近位約2㎝から約10㎝の周辺部に筋緊張を確認し、右鼡径部近位より緩消法で約3分筋弛緩を行った。結果痛みは10から8（NRS改変）と小さくなった。痛みの変化を確認し、更に約10分緩消法で筋弛緩を行った。結果痛みは10から2（NRS改変）と小さくなった。更に約10分緩消法を行い、筋弛緩を確認し、痛みは10から0（NRS改変）と消失した。「あれっ痛くない！」と驚かれていた。