2日前から突発的に発症した飛蚊症の改善例

【現症】ご本人の主観として左眼のみに発現し、縦3mm横10mm程の
黒い線が上下に2本、10mm間隔で
出現し、絶えず確認出来る事はなく、時に出現する様である。
【施術と結果】本症例は近医眼科で飛蚊症の診断を受けており、この飛蚊症の症状が改善する根拠はないが、可能性として左眼への血行不良が飛蚊症の一つの要因かもしれないとの推測をたて、左眼への血行に関わる左内頚動脈と思われる血管周辺の筋を触察すると筋緊張が確認出来た。特に環椎横突起周辺に筋緊張が著明であった為、同部位に緩消法を約2分行い筋弛緩を確認した。
　その結果、主観として見えていた縦3mm横10mm程の黒い線の色が約3割薄く感じられると報告を受けた。変化が現れた為、環椎横突起周辺から約5cm近位の範囲まで施術範囲を広げ、左内頚動脈と思われる血管周辺を中心に筋緊張を触察により確認し、同部位に緩消法を約2分行い筋弛緩を確認した。
　その結果、縦3mm横10mm程の黒い線の色が主観として約5割薄く感じられるとの報告を受けた。症状の改善が確認出来た為、頚部の筋緊張の根本的要因として腰部の筋緊張が考えられる事を説明し、その後の残り時間を腰部の筋緊張を触察により確認し、同部位に緩消法を行い筋弛緩を確認して終了した。
　飛蚊症の症状はご本人的には諦めていたようであったが、改善がみられ喜んで頂けました。