【患者】70代後半 女性
【主訴】約1年前からリクライニングソファから立ち上がる時に左脚で立つと左腰からお尻にかけて痛みが出る。
【既往歴】両側人工股関節全置換術後(7年前)
【現病歴】出生時から右股関節が悪く、右股関節をかばっているうちに左股関節や腰部左側から左臀部にかけて痛みが発生。約15年前から増悪し、下肢全体の筋力低下も顕著になったことから、様々な治療を続けてきた。
バイク運転の際、信号待ちでの転倒をきっかけに、いずれ大事故を起こし周りに迷惑をかけるかもしれないという不安から、7年前に両側人工股関節全置換術を決断。
現在股関節痛はないが、約1年前から、リクライニングソファからの左下肢荷重での立ち上がり動作時に腰部左側から左臀部にかけて疼痛が出現。安静時痛あり。
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緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。