2ヶ月前から痛みが増大し五十肩を疑う右肩関節痛の改善例

【現症】右肩関節の安静時痛はなし。右肩関節可動域(以下、ROM)自動で外転約100°で右肩関節背側に痛みが発生する。また、右肩関節ROM自動で水平屈曲約95°で右肩関節背側の同箇所に痛みが発生する。
【施術と結果】本症例は、右肩関節外転時と水平屈曲時に右肩関節背側の痛みを訴えていることから、右肩関節背側の筋緊張が痛みの要因と考えた。
　痛みが出る右肩関節背側を触察したところ、右棘下筋停止部周辺に筋緊張を確認し、緩消法にて約1分弛緩したところ、右肩関節痛みは10から0(NRS改変)となり、右肩関節ROM外転約180°、水平屈曲約110°となった。
　「こんなに早く腕が上がるようになるとは思わなかった。」と緩消法の即効性に驚かれていた。