1ヶ月前の交通事故から始まった頚部痛と頭痛の改善例

【現症】後頭部右側に安静時痛有り。頚部自動関節可動域（以下、ROM）伸展約5°で第7頚椎棘突起の右側周辺に痛みが発生する。
【施術と結果】本症例は頚部伸展動作にて第7頚椎棘突起の右側周辺部に痛みを訴えていることから、第7頚椎周辺部に筋緊張があると考えた。第7頚椎右側周辺部を触察したところ、筋緊張を確認したため、緩消法にて約2分弛緩した。
　その結果、頚部ROM伸展約5°の痛みは10から0 （NRS改変）と消失し、頚部ROM伸展約25°まで可能となった。その結果、安静時に感じていた後頭部右側の頭痛は10から0（NRS改変）と消失した。本人の希望により以上で施術は終了したが、その後頭痛、頚部痛とも再発していないと報告を受けた。