1ヶ月前に転倒により痛めた右手関節の改善例

【現症】右手関節の安静時痛なし。右手関節自動可動域（以下、ROM）橈屈約５°で手関節背側尺側周辺部に痛みが発生する。
【施術と結果】本症例は右手関節の痛みを訴えており、転倒時に右上肢を地面についた衝撃による右前腕周辺部の筋緊張が要因と考えた。
　右前腕周辺部を触察したところ、右肘関節遠位約3㎝の尺側に筋緊張を確認し、緩消法にて約2分筋弛緩を行った。その結果、右手関節橈屈の痛みは10から0（NRS改変）と消失し、右手関節自動ROM橈屈約15°と大きくなった。
　本人の希望で施術は以上で終了し、「仕事に支障が出てきていたので、すぐに痛くなくなって良かった」と喜んでいただけた。