坐骨神経痛と診断された方の両足の痺れの改善例

【現症】安静時も両内果・外果に痺れがある。15分程度歩くと痺れが強くなる。
【施術と結果】本症例は、両内果・外果の痺れを訴えており、両内果・外果の痺れの一つの要因として下腿部の筋緊張が考えられ、腓腹筋周辺の筋緊張を確認し、緩消法にて約1分弛緩したところ、痺れが主観にて4割減と報告を受けた。
　次に、下腿部の筋緊張の一つの要因として腸骨稜に付着する筋で、第4腰椎高位で棘突起から外側へ約7cmの位置に筋緊張を確認し、緩消法にて約5分弛緩したところ、両外果の痺れは主観で9割減、両内果の痺れは主観で5割減と報告を受けた。
　その後、腰部全体の筋緊張の要因として腰部側面の筋緊張が考えられ、腰部側面の筋緊張を緩消法にて約20分弛緩したところ、両内果の痺れは主観で6割減、両外果の痺れは主観で消失したと報告を受けた。