カテゴリー: 清水裕史の症例報告

【現症】右手関節背屈で右手関節掌側に痛みが出現。安静時痛なし。日常生活における腰部関節可動域制限は確認できなかった。

【施術内容・結果】本症例は右手関節背屈時の右手関節掌側の痛みを訴えており、目視・触察により組織損傷が確認できない事から右前腕部の筋緊張が痛みの要因と考えた。

　初めに、右前腕部掌側を触察により確認したところ、右手関節横紋より近位１０㎝付近に筋緊張を確認し緩消法を約１分施術し筋弛緩を確認した。結果、右手関節背屈時の痛みが１０から４（NRS改変）と小さくなった。引続き、右前腕部掌側を触察により確認し、右手関節横紋より近位６㎝付近に筋緊張を確認し緩消法を約１分施術し筋弛緩を確認した。結果、右手関節背屈時の痛みが１０から０（NRS改変）と消失した。

　試合に勝てる様に頑張ってくるとの言葉を頂けた。

【現症】胸腰部屈曲で痛みが出現。日常生活における腰部関節可動域制限は確認出来なった。

【施術内容・結果】本症例は、腰部に痛みを訴えており、腰部の筋緊張が痛みの要因と考えた。

　初めに、痛みを訴えている部位が第3腰椎（以下、L3）棘突起より外方３横指付近に痛みを訴えている為、触察により筋緊張を確認し緩消法を約２分施術し筋弛緩を確認した。結果、腰部の痛みが10から6（NRS改変）と小さくなった。引続き、同施術部位に約２分施術し筋弛緩を確認したが、痛みの変化は確認出来なかった。

　次に、Ｌ3高位の腰部側面からの筋弛緩を考え、触察によりＬ3高位の腰部側面より筋緊張を確認し緩消法を約10分施術し筋弛緩を確認した。結果、腰部の痛みが10から2（NRS改変）と小さくなった。引続き、同施術部位に約5分施術し筋弛緩を確認した。結果、腰部の痛みが10から0（NRS改変）と消失した。

　腰部の痛みと共に重怠さも無くなり喜んで頂けた。

【現症】安静時痛なし。右膝関節屈曲時に右大腿部前面に痛みと引張感が出現。日常生活における腰部関節可動域制限は確認できなかった。

【施術内容・結果】本症例は右膝関節屈曲時に右大腿部前面に痛みと引張感を訴えており、問診により内出血が無い事や、触察により熱感が確認できない事から、右大腿部前面の筋緊張が痛みと引張感の要因と考えた。

　初めに、右膝関節屈曲時に痛みと引張感が出現する部位を確認したところ、右膝関節近位１５㎝付近を示した為、触察により筋緊張を確認し緩消法を約２分施術し筋弛緩を確認した。結果、右膝関節屈曲時の右大腿部の痛みが１０から５（NRS改変）と小さくなり、主観により右大腿部前面の引張感が３割減少したと報告を受けた。再度、痛みの部位を確認したところ右膝関節近位１０㎝付近を示した為、触察により筋緊張を確認し緩消法を約３分施術し筋弛緩を確認した。結果、右膝関節屈曲時の右大腿部の痛みが１０から０（NRS改変）と消失し、主観により右大腿部前面の引張感が５割減少したと報告を受けた。

　次に右大腿部前面の筋緊張は右下前腸骨棘付近を弛緩する事で右大腿部前面の筋弛緩になると考え、触察により筋緊張を確認し緩消法を約５分施術し筋弛緩を確認した。結果、主観により右大腿部前面の引張感が消失したと報告を受けた。

　試合に参加できるとの事で安心して頂けた。

【現症】胸腰部屈曲動作で痛みが出現。日常生活における腰部関節可動域制限は確認出来なった。

【施術内容・結果】本症例は、腰部に痛みを訴えており、触察により熱感などが確認出来ない事から、腰部の筋緊張が痛みの要因と考えた。

　初めに、痛みを訴えている部位を確認したところ、腸骨稜周辺部を指した為、触察により筋緊張を確認し緩消法を約３分施術し筋弛緩を確認した。結果、胸腰部屈曲時の痛みが１０から５（ＮＲＳ改変）と小さくなった。

　腰部の痛みが半減した事により、腰部の筋緊張は腰部側面より筋弛緩していく事が効率良く筋弛緩できると考え、触察により腰部側面の筋緊張を確認し緩消法を約１０分施術し筋弛緩を確認した。結果、胸腰部屈曲時の痛みが１０から１（ＮＲＳ改変）と小さくなった。引続き、同施術部位に緩消法を約３分施術し筋弛緩を確認した。結果、胸腰部屈曲時の痛みが１０から０（ＮＲＳ改変）と消失した。

　介護職の仕事をしている限り痛みが無くなることは無いと思っていたが、痛みが無くなる可能性を感じて良かったとの喜びの声を頂けた。

【現症】頚部右側屈により頚部右側に痛みが出現。
【施術内容・結果】本症例は、頚部右側屈時に頚部右側に痛みを訴えている事から、頚部右側の筋緊張が痛みの要因と考えた。また、筋収縮時の痛みである事から、筋線維が癒着している可能性も考えた。
　初めに、痛みを訴えている部位を示指で示してもらい触察により筋緊張を確認し緩消法を約１分施術し筋弛緩を確認した。結果、頚部右側屈時の頚部右側の痛みが１０から０（NRS改変）と消失した。
　短時間で痛みが無くなり驚いていた。

【現症】日常生活における腰部関節可動域制限は確認出来なった。触察により腰部右側より腰部左側の筋緊張が強い。
【施術内容・結果】本症例は、腰部に痛みを訴えており、目視と触察により熱感と組織損傷が確認できない為、腰部の筋緊張が痛みの要因と考えた。
　初めに、痛みを訴えている部位が腰部左側全体を示した為、触察により第３腰椎高位の腰部側面の筋緊張を確認し緩消法を約５分施術した。結果、腰部の痛みが１０から５（NRS改変）と小さくなった。引続き、触察により同施術部位の腰部側面の筋緊張を確認し緩消法を約１０分施術し筋弛緩を確認した。結果、腰部の痛みが１０から０（NRS改変）と消失した。
　週末の大事な試合に向けて頑張るとの言葉を頂けた。

【現症】自動運動による胸腰部屈曲約１５°で腰部に痛みが出現。
【施術内容・結果】本症例は、腰部屈曲動作で腰部の痛みを訴えており、腰部の筋緊張が痛みの要因と考えた。
　初めに、腰部屈曲動作で痛みが出現する部位を確認したところ、第３腰椎棘突起から左右両側に３横指付近に訴えている為、触察により筋緊張を確認し緩消法を約５分施術し筋弛緩を確認した。結果、腰部屈曲動作で出現する腰部の痛みが10から５（NRS改変）と小さくなった。
　腰部全体の筋弛緩が痛みの軽減と再発抑制に必要と考え、触察により第3腰椎高位の腰部側面の筋緊張を確認し緩消法を約10分施術し筋弛緩を確認した。結果、腰部屈曲動作で出現する腰部の痛みが10から２（NRS改変）と小さくなった。引続き、同施術部位の筋緊張部に緩消法を約５分施術し筋弛緩を確認した。結果、腰部屈曲動作で出現する腰部の痛みが10から０（NRS改変）と消失した。
　１０日間続いた腰部の痛みが無くなり喜んで頂けた。

【現症】歩行時に腰部に痛みがあり、歩行約3分から下肢に痛みが出現。日常生活における腰部関節可動域制限は確認できなかった。
【施術内容・結果】本症例は、歩行後に腰部から下肢に痛みが出現する事から、腰部の筋緊張による下肢の血行不良が痛みの要因と考えた。
　初めに、触察により第３腰椎高位の腰部側面の筋緊張を確認し緩消法を約５分施術し筋弛緩を確認した。結果、歩行時の腰部の痛みが１０から４（NRS改変）と小さくなった。引続き、触察により腰部側面の筋緊張を確認し緩消法を約１０分施術し筋弛緩を確認した。
　結果、歩行時の腰部の痛みが１０から０（NRS改変）と消失した。再発防止の為に、腰部深部の筋弛緩が必要であることを説明し残り時間で腰部の筋弛緩を行った。
　後日、１０分歩行しても痛みが出現しなかったと報告を受けた。

【現症】間欠性跛行あり。右下肢後面に痺れあり。日常生活における腰部関節可動域制限は確認できなかった。
【施術内容・結果】本症例は、腰部に痛みを訴えており、腰部の筋緊張が痛みの要因と考えた。また、間欠性跛行と右下肢に痺れがある事から腰部の筋緊張による下肢への血行不良が要因と考えた。
　初めに、右下肢の痺れに対して、右下肢の痺れを訴えている直上の右腸骨稜付近を触察し、筋緊張を確認し緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した。結果、主観により右下肢の痺れが５割減少したと報告を受けた。引続き、右腸骨稜付近の筋緊張部に緩消法を約２分施術し筋弛緩を確認した。結果、主観により右下肢の痺れが８割減少したと報告を受けた。
　次に、腰部の筋弛緩をする事で腰部の痛みの改善と下肢への血行不良の改善を考え、触察により腰部側面の筋緊張を確認し緩消法を約１０分施術し筋弛緩を確認した。結果、腰部の痛みが１０から４（NRS改変）と小さくなり、主観により主観により右下肢の痺れが消失したと報告を受けた。引続き、腰部側面の筋緊張部より緩消法を約５分施術し筋弛緩を確認した。結果、腰部の痛みが１０から０（NRS改変）と消失した。
　約４分で痺れがなくなり、腰部の痛みが無くなり喜んで頂けた。

【現症】他動運動にて左肩関節屈曲約90°・外転約80°で痛みの出現により、左肩関節可動域制限を確認。
【施術内容・結果】本症例は、左肩関節に痛みとROM制限を訴えており、目視と触察により組織損傷と熱感を確認できない事から筋緊張が痛みとROM制限の要因と考えた。
　初めに、左肩関節を可動範囲で動かし、触察により筋緊張を確認したところ左大胸筋鎖骨部周辺に筋緊張を確認し緩消法を約１分施術し筋弛緩を確認した。結果、左肩ROMが他動で屈曲約130°・外転約110°と大きくなり左肩関節の痛みが１０から４（NRS改変）と小さくなった。
　再度、左肩関節を可動範囲で動かし、触察により筋緊張を確認したところ左大円筋周辺に筋緊張を確認し緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認した。結果、左肩ROMが他動で屈曲約150°・外転約140°と大きくなり左肩関節の痛みが１０から1（NRS改変）と小さくなった。
　別部位の施術を希望された為、本症例の施術を終了した。約2分でひだり肩を痛み無く可動できる範囲が広くなり痛みも軽減した事に喜んで頂けた。