【患者】60代後半 女性
【主訴】咳が5日間続いて、喉が痛い。
【既往歴】甲状腺
【現病歴】以前から咳が出ることはよくあった。5日前より發熱は無いが、咳が続き、近位内科を受診し、気管支拡張症と診断を受けた。他の症状でのご来院であったがお話の中から対応することとなった。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】60代後半 女性
【主訴】咳が5日間続いて、喉が痛い。
【既往歴】甲状腺
【現病歴】以前から咳が出ることはよくあった。5日前より發熱は無いが、咳が続き、近位内科を受診し、気管支拡張症と診断を受けた。他の症状でのご来院であったがお話の中から対応することとなった。
続きを読む【現症】咳は消長を繰り返しており、その咳の為か、喉に嚥下時に痛みを感じている。特に右側
【施術と結果】本症例は、5日間続く咳を伴う喉の痛みを訴えており、目視・触察にて熱感や腫脹は確認できず、風邪は無いと診断されていることから、筋緊張による血行不良が要因と推測した。
痛みを訴える喉右側を触察し、甲状軟骨右側の胸鎖乳突筋に筋緊張を確認した。緩消法を約1分施し、筋緊張を確認した結果、痛みは10から0(NRS改変)となり、痛みを訴える部位が変化した。
その為、痛みを訴える部位を確認しながら約3分緩消法を施し、筋弛緩を行った結果、嚥下時の痛みは10から0(NRS改変)となった。喉の痛みの要因と考えられた咳による肩背部の筋緊張部位に対して残りの時間約5分緩消法を施し筋弛緩を行った結果、呼吸がとても楽になったと笑顔で喜んでお帰りになられました。