【患者】50代後半 女性
【主訴】花粉症だと思うんですが鼻詰まりと鼻水が出る。
【既往歴】ー
【現病歴】普段は膝関節痛や足関節痛の為当院で施術を受けている患者さんで、来院時に相談を受け対応した症例になる。
耳鼻科を受診した事はないが、春先になると毎日ではないが花粉症の様な鼻の症状が発現する。薬は服用していない。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代後半 女性
【主訴】花粉症だと思うんですが鼻詰まりと鼻水が出る。
【既往歴】ー
【現病歴】普段は膝関節痛や足関節痛の為当院で施術を受けている患者さんで、来院時に相談を受け対応した症例になる。
耳鼻科を受診した事はないが、春先になると毎日ではないが花粉症の様な鼻の症状が発現する。薬は服用していない。
続きを読む【現症】左右共に鼻汁と鼻閉感が現存する。その他の症状は確認できない。
【施術と結果】本症例は鼻汁と鼻閉感を訴えている。耳鼻科の受診歴がない為、考察ではあるが季節性であり花粉症と言われる症状に類似していると思い、鼻への血行不良が要因ではないかと考え施術をする事にした。鼻への血行不良の根本的要因としては外頚動脈周辺の筋緊張であると考えられるが、外頚動作周辺の頚部前面の筋緊張の根本的要因は腰部の真横から約4cm前方の第10肋骨下縁辺りの筋緊張が要因であろうと考察し、同箇所を触察すると筋緊張が確認できた。
元々、当該患者さんは膝関節痛や足関節痛を主訴としている為、改善には腹斜筋の筋弛緩が必要と考えていた為、それを考慮し第10肋骨下縁辺りの筋弛緩を選択した。同箇所に緩消法を約10分行い筋弛緩を確認した。その結果、ご本人の主観で鼻閉感が消失したとの報告を受けた。
更に、鼻汁も止まった様に感じるとの報告を受けた。
その後は他の症状の施術に移行したが帰宅されるまで鼻の症状は発現しなかった。
腰の筋弛緩で花粉症の症状が改善して大変驚かれていました。