【患者】60代前半、女性
【主訴】今、頭痛があって左側の後の方が痛い
【既往歴】―
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】60代前半、女性
【主訴】今、頭痛があって左側の後の方が痛い
【既往歴】―
続きを読む【現症】来院時は後頭部左側に頭痛あり。起床時から起きている。
【施術と結果】本症例は後頭部左側に頭痛があり、要因は頚部の筋緊張により頭部への血行不良、さらに頸部の筋緊張の要因は腰部の筋緊張と考えたため、触察にて頚部後面左側に筋緊張を確認できた。
先ずは頸部側後面左側に緩消法を約1分行い、筋弛緩を確認できた。その結果、後頭部左側の痛みが10から5(NRS改変)に小さくなり、ほぼ同じ箇所周辺に同様に緩消法を約1分行い痛みが10から0(NRS改変)と消失した。
痛みが消えた、動かしやすいなどの報告を受けた。
後頭部左側の痛みは、繋がっている腰部の筋緊張が要因であることを説明した。
次に腰部の筋肉を弛緩するため、腰部後面腰椎2番の高さを緩消法にて約20分行い、筋弛緩を確認した。頭痛の完治を目指し腰部の弛緩を続けて行った。