【患者】30代前半 女性
【主訴】約1ヶ月前前から咳が出始めて止まらない。咳をしすぎて肋骨が痛くなってきた。
【既往歴】ー
【現病歴】約1ヶ月前にインフルエンザに罹患した後で咳が出始めてた。1ヶ月以上経っても咳は改善せず、咳のしすぎによる肋骨の痛みが出てきた。近医整形外科にてレントゲン検査をしたが、骨に異常はなかった。咳止めの薬を飲んでいるため、普段は咳は出ない。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】30代前半 女性
【主訴】約1ヶ月前前から咳が出始めて止まらない。咳をしすぎて肋骨が痛くなってきた。
【既往歴】ー
【現病歴】約1ヶ月前にインフルエンザに罹患した後で咳が出始めてた。1ヶ月以上経っても咳は改善せず、咳のしすぎによる肋骨の痛みが出てきた。近医整形外科にてレントゲン検査をしたが、骨に異常はなかった。咳止めの薬を飲んでいるため、普段は咳は出ない。
続きを読む【施術と結果】本症例は長い間出続けた熱の出ない咳により、腰部及び胸部の筋の過緊張が痛みの原因と考えた。
先ず、主訴の痛みの場所から真下の肋軟骨の付近の筋肉を緩消法で約1分かけて弛緩させたところ、その時点で呼吸による痛みの改善が見られた。剣状突起から肋骨に沿っての腹部の筋緊張を約10分かけて弛緩させた所、10から5(NRS改変)に減少した。
痛み止めの薬でも痛みが変わらず、眠れない日が続いて不安だったが、筋肉が硬いだけということが分かって痛みも改善してほっとしたと喜んで頂いた。