【患者】80代後半、女性
【既往歴】花粉症
【主訴】左肩が痛くて動かせない、服を着るときや脱ぐ時もビキッと痛い、何かの拍子に痛みが出る。
【現病歴】約4ヶ月前にお風呂場で転倒、その後に左肩関節周辺に疼痛が発症する。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】80代後半、女性
【既往歴】花粉症
【主訴】左肩が痛くて動かせない、服を着るときや脱ぐ時もビキッと痛い、何かの拍子に痛みが出る。
【現病歴】約4ヶ月前にお風呂場で転倒、その後に左肩関節周辺に疼痛が発症する。
続きを読む【施術と結果】本症例は約4ヶ月前にお風呂場で転倒したことによる急性外傷と考えられる。転倒時に左肩や左胸を強打したことにより疼痛が発症したと考えた。
左肩周辺や左胸周辺を触察したところ、筋硬結様と思われるものが広範囲に確認できたので、それが要因と考えた。
触察により、15mmほどの筋硬結様が3つほど見つかった。1つの筋硬結様と周辺の筋緊張を20分ほどかけて施術。
左肩関節可動域(以下、ROM)は自動で前方挙上約170°、外転約120°、結帯動作時の母指先端の位置(以下、結帯動作)腰痛第4高位まで上がるようになった。
腰部の筋緊張も確認し、腰痛2第高位周辺を10分弛緩して行った。
「だいぶ楽になった。手も上がる」と大変喜ばれた。引き続き次回も施術していく予定である。