【患者】50代前半 女性
【主訴】3年前に右肩が五十肩になってから、腕を上げ下げする時に肩が引っ掛かって痛い。
【既往歴】-
【現病歴】約3年前に右肩関節に五十肩を発症し、右肩関節可動域(以下、ROM)は自動で約45°程度しか外転動作ができなかった。当時は近隣の整骨院に通い、時間の経過とともに症状が緩和したが、右肩関節外転、屈曲動作で右肩関節周辺に痛みが生じ、ROM制限が残存している。事務職で日常的に11~12時間パソコン作業をしている。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代前半 女性
【主訴】3年前に右肩が五十肩になってから、腕を上げ下げする時に肩が引っ掛かって痛い。
【既往歴】-
【現病歴】約3年前に右肩関節に五十肩を発症し、右肩関節可動域(以下、ROM)は自動で約45°程度しか外転動作ができなかった。当時は近隣の整骨院に通い、時間の経過とともに症状が緩和したが、右肩関節外転、屈曲動作で右肩関節周辺に痛みが生じ、ROM制限が残存している。事務職で日常的に11~12時間パソコン作業をしている。
続きを読む【施術と結果】本症例は、右肩関節に痛みによるROM制限が有り、約3年間症状が継続していることから、右肩関節周辺の筋緊張が要因と考えた。
先ず、右肩関節屈曲動作にROM制限が有ることから、右大胸筋周辺を触察したところ筋緊張を確認し、緩消法を約3分施術し筋弛緩を確認。結果、右肩関節屈曲動作による痛みは10から0(NRS改変)と消失し、右肩ROMは自動で屈曲約180°とROM制限は確認できなくなった。
次に、右肩関節外転動作にROM制限が有ることから、右大円筋周辺を触察したところ筋緊張を確認し、緩消法を約5分施術し筋弛緩を確認。結果、右肩関節外転動作による痛みは10から0(NRS改変)と消失し、右肩ROMは自動で外転約180°とROM制限は確認できなくなった。
症状が消失した為、残りの時間は再発防止の為に腰部に緩消法を施術し終了した。
短時間で右肩関節の痛みによるROM制限が消失したことにより、「不思議、面白い」とお喜びいただいた。