【患者】70代前半 女性
【主訴】杖をつくと左肘の内側が痛い
【既往歴】脳梗塞(1年前)
【現病歴】右に麻痺があり、左手で杖をついて歩行している。約2週間前から左肘痛が発生し、杖をつくと痛みが増し、リハビリ加療を受けているが痛みがひどくなった為、来院された。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】70代前半 女性
【主訴】杖をつくと左肘の内側が痛い
【既往歴】脳梗塞(1年前)
【現病歴】右に麻痺があり、左手で杖をついて歩行している。約2週間前から左肘痛が発生し、杖をつくと痛みが増し、リハビリ加療を受けているが痛みがひどくなった為、来院された。
続きを読む【施術と結果】本症例は左肘関節内側に痛みを訴えており、痛みの要因を左肘関節内側周辺の筋緊張と考え、触察にて左肘関節内側周辺に筋緊張を確認した。緩消法にて約2分施術し筋弛緩を確認した。結果、左手掌部を着いた際の痛みが10から5(NRS改変)となった。
次に腰部の筋を弛緩することでさらに左肘関節内側周辺の筋を弛緩しやすくなると考え、腰部の筋緊張を触察にて確認し、腰部側面から第2腰椎高位腰部正中から約10cmまでを約10分施術し、再び左肘関節内側周辺の筋緊張部周辺に約5分施術し、筋弛緩を確認した。結果、左手掌部を着いた際の痛みが10から0(NRS改変)となった。
帰りの歩行時杖をついても痛みがなく、主観で力が入りやすくなったと報告を受けた。