在宅ワークにより出現した肩こりの改善例

【現症】右肩上部に痛みが出現する。安静時痛及び肩関節可動域制限は確認できない。
【施術と結果】本症例は、約3ヶ月前から右肩上部に痛みが発生する。触察にて、同部位周辺の腫脹や熱感が確認できないことから、要因は肩周辺の筋緊張による血行不良であろうと考えた。
　まず、右肩上部周辺の最も痛みを感じる部位を指さしていただき、同部位周辺に緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した。その結果、右肩上部周辺の痛みが10から5（NRS改変）と小さくなった。
　変化が確認できた為、同部位周辺の筋緊張部位に緩消法を約5分施術し筋弛緩を確認した。その結果、右肩上部周辺の痛みが10から2（NRS改変）と小さくなった。
　肩周辺の筋緊張の要因は、腰部の筋緊張が考えられた為、再発予防を目的として腰部両側面の施術に移行した。同部位周辺に筋緊張を確認し、緩消法を約20分施術し筋弛緩を確認した。その結果、右肩上部周辺の痛みが10から0（NRS改変）と消失した。
　「肩がとっても軽くなった。すごい楽です。」と言って肩をグルグル回し、喜んだ様子で笑顔で帰路につかれた。