仕事に支障をきたすの右下肢の痺れが１度の施術で改善した例

【現症】15分以上の立位姿勢により、右下肢部に痺れが発生する。日常生活における関節可動域制限や痛みは確認出来ない。
【施術・結果】本症例は、約1ヵ月前から15分以上の立位姿勢により右下肢部の痺れを訴えており、患部に腫脹や熱感が確認できないことから、腰部の筋緊張による右下肢への血行不良が要因であろうと考えた。
　まず、右腸骨稜周辺の筋緊張が右下肢の血行不良の要因と考え、触察したところ右腸骨稜周辺に筋緊張を確認した。同部位周辺に、立位姿勢で緩消法を約15分施術し筋弛緩を確認した。
　その結果、15分以上の立位姿勢による右下肢部の痺れは、主観により消失したと報告を受けた。
　「腰を触ってもらっただけで痺れがなくなった。」と驚いた表情をされ、その後「足のしびれは腰が関係している事がよくわかった。」と、とても喜んだ様子で笑顔で帰路につかれた。
　後日「仕事中15分立ちっぱなしでも、痺れが出てこなくなった。朝礼中も仕事も痺れがなくなって仕事に集中できる様になった。」と喜びの連絡を頂いた。