コロナ陽性反応後に発生した背部痛の改善例

【現症】背部右側周辺に痛みがあるが、日常生活における肩甲帯・肩関節可動域制限は確認出来なかった。
【施術と結果】本症例は、背部右側周辺に痛みを訴えており、触察にて腫脹や熱感が確認出来ない事から、痛みの要因は痛みを訴えている部位周辺の筋緊張と考えた。
　初めに、痛みを訴える背部右側周辺を触察にて第8胸椎から第9胸椎棘突起より右外方3横指周辺に筋緊張を確認し、緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した。結果、背部右側周辺の痛みが10から4（NRS改変）と小さくなった。改善が見られた為、引き続き同部位周辺に緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した。結果、背部右側周辺の痛みが10から3（NRS改変）と小さくなった。
　次に、結果の変化が少ない事もあり、筋弛緩を行った周辺に他にも筋緊張があると考え、触察にて第10胸椎から第11胸椎棘突起より右外方3横指周辺に筋緊張を確認し、緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した。結果、背部右側周辺の痛みが10から1（NRS改変）と小さくなった。
　痛みが殆どなく体が軽くなって楽になったと喜びの報告を受けた。ここで別部位の施術を希望され、本症例の施術を終了した。