常時出現する右足底部の痺れが一度の施術で改善した例

【現症】腰部右側に痛みが出現し、常時、右足底部に痺れが出現する。安静時痛や日常生活における胸腰部関節可動域制限は確認出来ない。
【施術内容・結果】本症例は、約半年前から腰部右側の痛みと右足底部の痺れを訴えており、患部に腫脹や熱感が確認できないことから、腰部の筋緊張による右下肢への血行不良が要因であろうと考えた。
　 まず、右腸骨稜周辺の筋緊張が右下肢の血行不良の要因と考え触察したところ右腸骨稜周辺に筋緊張を確認し、緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した。
　 その結果、腰部右側の痛みは10から５（NRS改変）と小さくなった。主観により右足底部の痺れが約５割減少したと報告を受けた。
　 変化が確認できた為、引き続き右腸骨稜周辺の筋緊張部に緩消法を約２分施術し、筋弛緩を確認した。
その結果、腰部右側の痛みは、10から０（NRS改変）と消失した。主観により右足底部の痺れが約９割減少したと報告を受けた。
腰部の筋緊張を弛緩させることが右足底部の痺れの改善になると考えた。
　 残りの時間は再発防止の為、腰部側面の筋緊張部位に緩消法を行い筋弛緩を確認し施術を終了した。その結果、主観により右足底部の痺れが消失したと報告を受けた。
　 「足の痺れがなくなって歩きやすくなった。足が軽やかに前に出るようになって、腰痛もなくなって安心した。」