脳梗塞や乳がんにより乳房全摘手術の経験がある方が訴える交通事故後からの頚部の痛み改善例

【現症】頚部左回旋により、左頚部に運動時痛が出現し、同時に痛みにより頚部左回旋の可動域制限あり。
【施術と結果】本症例は、２５歳時に遭った交通事故時により筋緊張を起こし、現在に至るまで残存していると考えた。また筋収縮時に特に痛みが増大することから、癒着の様な状態があると推察し疼痛部位に直接施術するものとした。
　まず痛みが出現する位置まで左回旋し、疼痛部位が第３頚椎高位に対し中心より約４ｃｍの位置であることを確認、緩消法を約２分間直接施術し、結果痛みが１０から２（ＮＲＳ改変）となった。
　その後、同部位へ約２分施術を継続し、結果は痛みが１０から０（ＮＲＳ改変）となった。ここで、本人の希望により別部位への施術を希望されたため、本症例部位への施術は終了した。